子ガメ成長記録 (2006 年 10 月)
小笠原小学校5年生 総合学習とともに…
9 月 22・23 日、10 月 16 日と小笠原を大きな台風が襲いました。天然浜のウミガメの卵も砂ごと波にさらわれたり、水没してしまったりと台風の影響を大きく受けました。水槽の子ガメたちは強風雨にも負けず、落ちてきた木の枝や葉っぱをベッド代わりに台風の通過をじっと待っていました。水温が徐々に低下してきていますが、子ガメたちは餌をいっぱい食べ、元気に成長しています。
稚ガメの孵化も終盤、子どもたちも海洋センターで孵化率調査 (*注 1) に取り組みました。
[小笠原海洋センター:石間]
測定記録
|
水温 [℃] |
体重 [g] |
直背甲長
[cm] |
直幅甲長
[cm] |
| 平均 |
最大 |
最小 |
| 10 月 11 日 |
25.2 |
525.2 |
699 |
317 |
14.0 |
12.6 |
総合学習活動日記
9 月 30 日 (土)

タイマイの水そうのそうじ
タイマイの水そうのそうじをしました。すいそうは大きくて、洗うのが大変でした。
でも、茶色の所をこすったら白色にへんしんしました。これからも、カメそうじをつづけたいと思いました。
[千咲]
10 月 4 日 (水)

ふかできなかった卵をわる
今日、ふかできなかった卵をわりました。かわいそうなカメがけっこういました。
みはっせいとしょきが多く、こうき・ちゅうきも2〜3びきいました。元気に生きるカメさんもいるけど、がんばったけど生きてこれなかったカメさんもいることがわかった。
だからそのぶん生きているカメさんが、100 〜 200 年くらい生きてほしいなーって思いました。
[日南 ひな]
10 月 18 日 (水)

しんだカメを調べる
カメの 「未発生」 「初期」 「中期」 「後期」「PIP」 「食害死亡」 「ふ化後死亡」 を調べました。
思ったより 「中期」 「後期」 が多かったです。でも 「ふ化後死亡」 と 「食害」は "0" でした。死んじゃったのはかわいそうだけど、いろんないみがわかりました。
[美鈴]
今日は、ふ化しなかった卵をわりました。「後期」 が一番多かったです。「初期」 「中期」 「PIP」 「食害」 がゼロでした。せっかくいいところまで育ったのに、死んでしまってかわいそうでした。目が無くなったまま死んでいるのもいました。「おべんとう」 (*注 2) をカメがかかえたまま死んでいるのもいました。
ふだんしている水そうそうじは、こけをおとすのが大変です。でもずっと同じ所をこすっているとピカピカになって気持ちが良いです。
[瞳]
注 1) 孵化率調査では、発生の途中で死んでしまったウミガメの卵をひとつひとつ割り、カメの発生段階によって [未発生・初期・中期・後期・PIP (卵から顔を出した状態での死亡)・孵化後死亡・食害死亡] に分類しています。
注 2) 「おべんとう」 は卵黄のことで、海に旅立っていってから餌場に辿り着くまでの栄養分となるため、こう呼んでいます。