子ガメ成長記録 (2007 年 10 月)
子供達のボランティア活動とともに…
今年のウミガメ調査シーズンも終了。夏休みから海洋センターの人工ふ化場で、何度か "ふ化率調査" を行ってきましたが、天然の海岸での調査は初めての子供達。人工ふ化場では見ることの出来ないカニ害や水没卵を目にし、自然の厳しさを体験したようです。
*ふ化率調査:子ガメたちが旅立ったあとの産卵巣を掘り起こし、中に入っているふ化殻や死卵を取り出し、どういう状況で死んでしまった卵か、ふ化率はどのくらいかを調べる調査
小笠原海洋センター 石間
測定記録
|
水温 [℃] |
体重
[g] |
直背甲長
平均
[cm] |
直背甲幅
平均 [cm] |
| 平均 |
最大 |
| 10 月 13 日 |
27.5 |
303.5 |
530 |
116.8 |
98.3 |
総合学習活動日記
ふ化率調査
わたしたちの班は、ふ化がら (*注1) しかありませんでした。わたしは、この卵を産んだお母さんガメは、とってもよろこんでいると思いました。 [比南 (ひな)]
台風で川はばが広がり、卵をうめた場所が水でけずれ、卵がでてしまっていた。その中の卵は全部死んでいた。かわいそうだった。また、卵をカニにあけられ食べられたカメや、死んでしまっているカメがいて 「とても自然の世界はきびしいな」 と思った。 [陽介]
未発生 (*注2) がいっぱいいたから、自然のカメはたいへんなことがわかった。だからカメのことをもっと知りたいです。 [良也]
ほってみると、丸くて白いたまごがありました。それをわってみると、なんとアルビノ (*注3) がいました。しかも生きていました。私は、アルビノが生まれてくるかくりつが低いことを知りました。なんとかして生かしてあげたいなと思いました。 [可歩 (かほ)]
*注1 ふ化がら:子ガメが割って出て行ったあとの卵の殻
*注2 未発生 :カメの発生が確認されない、死んでしまった卵
*注3 アルビノ:生まれつき体のメラニン色素が極端に少なく、体色が白い突然変異。免疫能力が弱かったり、身体に奇形を持っていることが多い