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エコロジーカフェ >> 活動内容 >> 環境教育プログラム >> 自然体験健康プログラム

自然体験健康プログラム 〜身体と自然の調和〜 報告書

事業種別

第 5 条第 1 項第 5 号 「野生生物及び生態系に関連した旅行等余暇活動に関する研究及びその成果を提供する事業」

名称

自然体験健康プログラム 〜身体と自然の調和〜

目的

身近な自然や動植物を保全・保護するだけではなく、私たちは自然や動植物からの精神的な安らぎを五感でもって受け取ることができます。日ごろのストレスを開放し、心身ともに癒される方法として、森、海などあらゆる自然的なものを対象としたネイチャー・セラピーの方法やフィールドを開発するために実証を行う。今回は、ノルディックウォーキングのプログラム及び自律神経、抹消血液循環分析測定を行うこととした。

実施日

2007 (平成 19) 年 11 月 17 日 (土) 〜 18 日 (日) 【2 日間】

実施場所

山梨県清里

実施者

[企画]

特定非営利活動法人エコロジー・カフェ、株式会社ベネフィット・ワン

[実施]

カントリーインオーチャードハウス

[協力]

日本一の朝プロジェクト

参加者

3 名

行程表および視察実施状況

11 月 17 日 (土) 晴れ

時間帯 内容 詳細
14:45 宿泊 「カントリーインオーチャードハウス」 集合  
15:00 ノルディックウォーキングの効果及び自律神経、抹消血液循環分析測定
(植松自然医療センター:植松氏
現代社会では、ストレスが招く病気が非常に多くなっている。生活習慣の乱れが、交感神経、副交感神経の機能の低下につながり、身体に与える様々な影響・病気があることを学び、生活習慣の改善 (早寝・早起き、食事のバランス、適度な運動など) が現代人には必要な人が多いのではないかとのコメントがあった。
その後、左人差し指に測定機械をはさみ、自律神経、抹消血液循環の測定を行った。
自律神経分析からは、ストレス抵抗力、自律神経バランス、精神的ストレス、肉体的ストレスなどが分析される。また、抹消血液循環分析からは、血管健康度、血管老化速度、脈拍から見る血管の状態などが分析される。
翌日の朝に行われるノルディックウォーキングは、身体全体を動かすことができるため、通常のウォーキングよりも消費カロリーが高く、膝や関節への負担が軽減される。さらに、平地で行うよりも高原で行うほうが活性酸素の軽減 (疲れにくい、回復が早いなど) されるというデータを紹介。
17:15 終了後花火見学へ移動  
17:30 日本一高い花火大会 標高が高いうえに、雲が発生すると花火も雲の中で光っているので、まるでオーロラのようだった。
18:45 夕食 清里周辺で取れた、無農薬野菜や三時間前まで泳いでいた魚 (アマゴ) などをつかった料理を堪能。
21:30   出口オーナーより清里のお話
・30 年前より清里の温度は 5 度上昇している
・宮沢賢治と清里のゆかり

11 月 18 日 (土) 晴れ時々雪

時間帯 内容 詳細
6:30 起床  
7:00 移動 ノルディックウォーキングを行う場所へ移動
7:15 ノルディックウォーキング開始 ウォーキングのポイント
・腕を大きく前後に振る
・足は踵から下ろしつま先でける
・普段より大またで歩く
・ストックは前につくのではなく、踵の位置につく
五感を刺激する
・触る (木に触れる、木を抱く、木に寄りかかる)
・音 (風、水、鳥)
・匂い (枯葉、常緑樹の幹や葉)
・見る (空、草原、林)
・味わう (その後の朝食)
清里の牧場周辺にある散策路は、整備もされているため歩きやすい。森の中には、コナラ、ツガ、アカマツ、シラカバ、センノキなどが見られた。
途中、雪がチラつくこともあったが清々しい気分で散策ができた。
8:30 ノルディックウォーキング終了  
8:45 自律神経、抹消血液循環分析測定 昨日行った、自律神経、抹消血液循環分析の測定を行った。1 回目との比較検証ができ、精神面、肉体面での健康状態がわかりやすい。
体質を改善し、安定させるには 3 ヶ月を目安 (個人差がある) とするため、継続して測定を行い健康状態をチェックするのがいいようである。
9:30 朝食 清里の牛乳や無農薬野菜などを使った料理。
11:30 解散  

コメント

ストレスや不安が身体へ与える影響が非常に高いということが、ノルディックウォークを通じて五感の機能を高めるなどの自然のもつパワーを受けることの前後の科学的データを通しよく分かった。私たちの祖先は、1 万年もの縄文時代を森や川、海といった自然と共に生き、狩猟採集、漁労生活をしてきたことからも、自然と接する時間を多くとることが大切なのではないだろうか。
未病という言葉が最近聞かれるが、多くの人は病気になり初めて健康に対する意識が高まるのではないかと思う。しかし、メンタルヘルスケア、メタボリック対策など未然に防げることを積極的に取り入れ活用することで、心身ともにより充実した毎日を過ごすことができるのではないかと感じられた。
11 月という季節に行ったせいか、参加者が少なかったのが残念だった。今後は、実施時期や募集方法にも工夫をしていきたい。

(報告責任者:阿部清美)

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